World Coffee Research, Good Practice Guide: Coffee Nursery Management
モジュール3:無性生殖
World Coffee Research, Good Practice Guide: Coffee Nursery Management
モジュール3:無性生殖
このページの記事は、World Coffee Research (WCR) の許可を得て、東村珈琲産業振興地域協議会がGood Practice Guide: Coffee Nursery Managementの一部を翻訳したものです。ただし、翻訳文の正確性その他についてWCRによる審査や承認は受けておりません。
また,このページの挿画は Google Gemini で生成したもので,WCRの原本には含まれておりません。
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培地ブロックまたはトレイに植え付けた接ぎ木苗は、外部環境(風、害虫、病気)との接触を避けながら、順化エリアへ移さなければなりません。
🌱 可能であれば、あらかじめ消毒したカートで接ぎ木苗を運ぶ。
🌱 トレイが完成したら、すべての情報を記録し、トレイをカートに載せる。カートがいっぱいになったら、トンネルエリアへ運ぶ。
🌱 トンネルに入る前に、手指を消毒する。作業者もカートも、足洗い場(フットバス)を通過させること。
順化とは、接ぎ木苗の活着率を高めるために、必要な温度と湿度を与える工程です。
そのためにはトンネルの使用が推奨されます。トンネルは、高い湿度を保ちながら、接ぎ木苗に必要な気象条件を与えられるよう、非常に閉じた内部環境をもつ気密構造で造ります。光をより拡散させるため、被覆材には薄手の白色ビニールを使用します。
順化トンネルの詳細については、モジュール5を参照してください。
トンネル内(マイクロトンネルの上方)に、ミスト噴霧器(ネブライザー)を備えた灌水システムを設置し、高い相対湿度(90%超)を維持するとともに、温度を下げます(26℃以上30℃未満)。
🌱 順化を終えたトレイを搬出したら、クリップやラベルを含め、残っている資材をすべて回収する。
🌱 トンネル内の雑草とごみを取り除く。
🌱 スプリンクラーを取り外す。すべて分解して洗剤液に浸け、その後、12%塩素液[訳注※]に1日浸漬してから、水ですすぐ。
🌱 ほうきを使い、トンネル内面全体を水と洗剤で洗う。
[訳注]次亜塩素酸ナトリウム(12%) のことだと思われます。
🌱 トンネルのビニールに穴がないか点検する。水分の損失を防ぐため、穴があれば補修する。
🌱 作業台(テーブル)を点検し、必要に応じて補修する。
🌱 まず、トンネルを水と洗剤で洗い、完全に乾かす。翌日、殺菌剤(殺カビ剤)と殺細菌剤の溶液を散布し、トンネルを閉め切って1日置く。
🌱 次に、あらかじめ洗浄・消毒したスプリンクラーとトレイを設置する。
🌱 各マイクロトンネルの上に白色ビニールをかぶせる。気密性を高めるため、クリップで押さえる。
🌱 消毒の1日後から苗を搬入することも可能だが、トンネルを少なくとも3~4日間は空けておくことが推奨される。
🌱 接ぎ木苗を搬入したら、ビニールのトンネル内に置いて閉じ込める。灌水システム(ミスト噴霧)により、目標とする温度25~30℃、相対湿度90~100%を維持する。
🌱 相対湿度(RH)は、順化期間中の苗の生存にとって最も重要な要因である。
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順化には、気候、湿度条件、管理の仕方に応じて、4~8週間を要します。
順化が完了したら、活着した接ぎ木苗の本数を数え、ビニールシートを少しずつ持ち上げて、最終的に完全に外します。この段階で、接ぎ木苗は販売可能な状態になります。ただし、より丈夫な苗として最終的に販売するため、馴化(硬化)エリアに移し、より大きな容器に移植するのが最善です。
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注記:各トンネル内の相対湿度と温度を監視する担当者を訓練してください。接ぎ木苗の状態を確認し、健全であることが確認できたら、ビニールを少しずつ外して完全に開放します。その後、硬化エリアに移し、より大きな容器へ移植します。
個々の接ぎ木苗のトレーサビリティを確保するため、播種(植え付け)および順化エリアへの移送のデータを記録します。記録する項目は、物理的な場所のコード、品種、日付・本数と、各苗のSKU(在庫管理単位)コードなどです(これらに限りません)。また、最新の状態に更新したマスターマップを維持することが望ましいです。モジュール6の「育苗施設における一般的なトレーサビリティ・システム」の章を参照してください。
各苗にSKUコードを付与すること。
トンネルを徹底的に清掃する
新しい接ぎ木苗を順化に入れる前に、トンネルを完全に消毒する
トンネルにミスト噴霧(ネブライザー)システムを備える
温度を25~30℃に保ち、30分ごとに監視する
湿度を90~100%に保ち、30分ごとに監視する
病害虫防除のため、毎日点検を行い、必要に応じて農薬を散布する
順化エリアの作業スタッフが、適切に訓練を受けている
被害を受けた苗は、予防的に除去・清掃する
植物防疫(病害虫防除)の散布計画を実施する