World Coffee Research, Good Practice Guide: Coffee Nursery Management
モジュール2 種子繁殖:
このページの記事は、World Coffee Research (WCR) の許可を得て、東村珈琲産業振興地域協議会がGood Practice Guide: Coffee Nursery Managementの一部を翻訳したものです。ただし、翻訳文の正確性その他についてWCRによる審査や承認は受けておりません。
また,このページの挿画は Google Gemini で生成したもので,WCRの原本には含まれておりません。
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苗床育成プロセスの成功は、使⽤する種子の品質に左右されます。苗床育成者は、「Good Practice Guide: Seed Producers」のガイドラインに従って生産された種子を入手しましょう。
花芽は、側枝の各節にある葉の付け根(葉腋,ようえき)にでき、1節あたり最大32~40輪の花をつける可能性があります。
アラビカ種(C. arabica)の花は完備花(萼・花弁・雄しべ・雌しべをすべて備えた花)で、両性花であり、自分の花粉で受精できる性質(自家和合性)を持っています。このためコーヒーは自家受粉植物であり、自家受精率は85~90%以上と非常に高くなります。そのため、花が開く前に、すでに葯(やく)の中で花粉が放出されていることがあります。花粉が子房の中にある2個の胚珠と結合することで、果実には通常2個の種子ができます。
最初の開花から果実が成熟するまでには、平均して32週間(224日)を要します。生育にかかる期間は、地域や品種によって異なりますが、平均して32~40週間(220~280日)です。果実は生育の過程で、以下に述べるような様々な段階を経ます。
開花後1~7週間(0~50日):緩やかな成長段階。果実はマッチの先端ほどの大きさです。
開花後8~17週間(50~120日):果実が急速に成長します。種子はゼリー状の質感になります。
開花後18~25週間(120~180日):種子の発育が完了し、硬さを帯びるとともに重量が増します。
開花後26~32週間(180~224日):果実の生理的な発育が完了し、成熟が始まります。
32週以降(224日超):果実は過熟状態となり、暗紫色に変色します。
最終的に、果実は乾燥します。
モジュール2では、種子による有性繁殖の方法を分析し、苗木生産者が実践すべき最善の手法(ベストプラクティス)を提示します。モジュール3では、種子を用いた無性繁殖について詳しく解説します。